決してあきらめない!立ち向かう勇気!
この映画のような世界が訪れるとは、きっと誰もが思ってはいなかった。
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』
ピリカ星という星を舞台に兵器を使用した争いを描かれた作品。
現代、戦争が起こっているこの世界を映し出しているような問題作。

この作品を通して、今の現実から目を背けず、自分たちに何が出来るか考えさせれます。
ココからは本編のネタバレがあります。
小宇宙戦争の概要
テーマは戦争と勇気
- 公開日 1985年3月16日
- 上映時間 96分
- 制作国 日本
あらすじ〆
アマチュア特撮映画を作っていたのび太たちは、地球に不時着したピリカ星の大統領パピと出会う。
パピはピリカ星から亡命してきたことや、ピリカ星が独裁者ギルモアの手に落ちたことをのび太たちに説明した。
そんなパピを追って、ギルモアの手先であるドラコルル率いる情報機関PCIA(ピシア)が地球までやってきた。
パピを守ることを約束したのび太たちだが、ドラコルルによってしずかちゃんが人質にとられてしまった。
パピはひとり、ドラコルルのもとへと向かい、しずかちゃんの身柄と引き換えに自ら投降し、ドラコルルの手に落ちてしまう。
それを知ったのび太たちはスネ夫のラジコン戦車を改造し、『パピを守る』という約束を果たすために、ピリカ星へといざ出陣する。
ピリカ星の付近で反政府団体の自由同盟軍と知り合い、協力してギルモアを倒し、パピを救出することに。
ドラえもん、のび太、ジャイアンの3人はスネ夫としずかちゃんを自由同盟軍に残し、ピリカ星にいる自由同盟軍の仲間に伝令へと向かう。
伝令に向かった3人はドラえもんの秘密道具を駆使しながらも、敵に跡をつけられ捕まってしまう。
自由同盟軍に残ったスネ夫としずかちゃんも、攻めてきた敵から自由同盟軍を守るために戦車に乗って戦います。
しかし、敵の数はあまりにも多大で…。
油断したしずかちゃんを敵が攻撃した瞬間、スネ夫が割って入りしずかちゃんの身代わりに攻撃される。
絶体絶命のピンチの結末は果たして…。
諦めない立ち向かう勇気が奇跡起こす!
ピリカ星とは?
地球人の親指ほどしかない小さな人間が住む星。
まだ少年であるパピが大統領として統治する星だったが、将軍ギルモアがクーデターを起こし、ピリカ星を乗っ取ってしまう。
見どころ
この作品には見どころがたくさんあります。
- のび太たちとパピの友情
- 戦争に対する恐怖
- 涙をこらえて敵と戦おうとするしずかちゃんの姿
- スネ夫の勇気(スネ夫が輝く作品)
- ジャイアンの強さ
- 今の世界を反映しているとこ
上記、以外にも見どころはたくさんあります。
大人になっていちばん響いたシーン
子供の時は特に何も思わなかったのですが…
大人になって初めてその良さに気づいたシーンがあります。
それがコチラ↓
〽武田鉄矢さんが歌う主題歌『少年期』
『僕らはどうして大人になるんだろう』の問いかけが、なぜか心に突き刺さります。
大人になった今でもその答えや理由が見つからないままです。
人には生まれた意味も理由もあって、きっと大人になることにも理由や意味があります。
大人になった今だからこそ、きっとこの世界に何かを出来る資格があるんだと思います。争いに苦しむ人々の支えになることができるんだと気づきました。
小宇宙戦争の名セリフ
この作品には心に刺さる言葉があります。
『そりゃあ私だってこわいわよ。でも…。このまま独裁者に負けちゃうなんて、あまりにもみじめじゃない!!やれるだけのことを、やるしかないんだわ。』
※スネ夫が敵の襲来に怯えて戦いを拒否する中、しずかちゃんがひとり戦車に乗り込み敵を迎え撃とうとする場面。
『仕方ないじゃない…。女の子一人で危険な目に…。いくらぼくだって…。』
※しずかちゃんがひとり敵を迎え撃つ中、戦争の恐怖に負けじと、勇気を振り絞ってしずかちゃんを助けに来たスネ夫の言葉。
他にも名言はたくさんあります。ぜひ本編で名言を感じ取ってください。
まとめ
この作品は36年以上前に作られた作品ですが、今の世界情勢を映す作品であって、今だからこそ見なければならない作品だと思います。
スネ夫やしずかちゃんの気持ちが戦争の恐怖を代弁していてくれて…今こそ僕たちに何ができるのかを考えさせられる作品です。
立ち向かうのも勇気…
逃げるのも勇気…
何か支援するのも勇気…
『行動に移すこと自体に勇気が必要』です。
ひとりひとりの勇気が奇跡に繋がり、そしてその勇気が肥料となって、咲くことを止めない花(辛くても生きることを止めない人人々)にきっと元気を分け与えるでしょう!
【Stop the war】












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