普段生活している中で、どうしてもその住環境は汚れていくもの。
お風呂場・キッチン・トイレなどの水回りは特に汚れやすく…お掃除を怠るとあなたのおうちの水回りも、じわじわと汚れが蓄積されていきますよね。
その水回りの中でも、特に汚れやすいのトイレではないでしょうか?
しかも、トイレの一番の汚れの難敵はなんと言っても…
便器内に出来る輪ジミ…
通称【さぼったリング】でしょう!
さぼったリング?なんだそれは??
汚れが落ちないからと放置しておくと、その汚れにさらに汚れが蓄積され、より頑固な汚れへとなっていきますよ。
- さぼったリングの正体が知りたい。
- さぼったリングの落とし方は?
- さぼったリングを防ぐには?
- トイレ掃除に最適な洗剤を知りたい。
掃除屋歴10年の元プロの私が、上記の悩みにお答えします!
ぜひ、一緒に快適なトイレ空間を作りましょう!
トイレの輪ジミ(さぼったリング)の存在感
そもそもさぼったリングとは何ぞや?って感じですよね。
さぼったリングは、何日もお掃除をしなかった便器の中に出てくる不思議な輪っか。
水のたまっている部分(封水部分)の周囲に黒い汚れが目立つようになり、やがて黒いリングのようなものが形成される現象です。
さぼったリングは、お掃除をサボったたために起こる現象。
長年きちんとお掃除をしていないトイレや古いトイレなどではよく存在します。
確かに汚いトイレや古いトイレで見かけるわね!
さぼったリング‥
その存在感は絶大です!!
さぼったリングのその正体とは?
さて、そのさぼったリングですが…その正体は一体なんでしょうか?
正体が分かれば、対策や解決方法も意図的に見えてきますよね。
人間の尿に含まれているたんぱく質が尿石として固まり、その尿石にやがて黒カビが生えて形成された汚れです。
これが、さぼったリングの正体です。
まさに尿石とカビの不協和音やな!
尿石もカビも、放置するがゆえに出来てしまうモノですよね。
酸性がさぼったリングには効果的!
さて、難敵さぼったリングに効果抜群の洗剤が実はあるんです。
それが酸性洗剤になります。
酸性洗剤?どうして?
トイレ洗剤にはアルカリや塩素と酸性など、たくさん種類があるので“性質”を確認して使用しましょう。
酸性洗剤の効果は?
酸性洗剤には尿石を溶かす作用があります。
なので、アルカリ性である尿石には酸性洗剤が効果的ですね。
酸性洗剤はアンモニア臭も抑える効果がある!
ドラッグストアで買えるトイレ洗剤の中でも“酸性”が強め!
さぼったリングの落とし方講座
- ゴム手袋
- 酸性トイレクリーナー
- タオル
- スポンジまたはスコッチブライト
酸性洗剤を素手で触るのは危険なので、必ずゴム手袋を着用しよう!
便器内の封水箇所(水たまり)に手を入れたり、出したりを繰り返します。すると、封水の水がどんどん減っていきます。
自動で水が流れるタイプは、必ずコンセントを抜いてからやりましょう!
うまく水を減らせない場合は、タオルなどを突っ込んで、出し入れすればやりやすいです。
水が減った便器内(さぼったリングより水位が下がった状態)に酸性洗剤を多めに流し込み、しばらくの間つけておきます。
酸性洗剤がほどよくさぼったリングに染み込んだら、次はスコッチブライト(またはスポンジ)でさぼったリングを擦ります。
一度、水を流して確認してみます。
さぼったリング落ちていなければ、再度STEP①~④を繰り返していきます。
繰り返すことで、さぼったリングは存在感を失っていきます。
落ちが悪ければ、何度か酸性洗剤をかけ直し、放置時間を長く取りましょう!
こちらが使い勝手のいいスコッチブライトよ!
さぼったリングの防止策と注意
さて、さぼったリングの落とし方がわかったところですが…さぼったリングを作らないようにするのが一番です。
さぼったリングの防止策は…
こまめにトイレ掃除を実施する!
この一択しかありません。
毎日、キレイに便器を掃除しましょう!
風水的にも水回りをキレイにすれば、金運アップへの近道ですしね!
- ちなみに…
-
普段のお掃除では酸性洗剤は控えめに!なぜなら、酸性洗剤は強力なため、便座などの加工を傷める恐れなどもあるからです。
- 普段のお掃除は…
-
ドメストやスクラビングバブルのトイレクリーナーなどの塩素またはアルカリ洗剤を使用しましょう。
つけ置くだけでも、便器内をピカピカにしてくれます。
汚れのひどい時だけ、酸性洗剤でお掃除♪お掃除♪
まとめ
【1日の始まりは、トイレ掃除から】
この言葉がある通り、トイレ掃除を習慣化して、さぼったリングを防止していきたいですね。
- さぼったリングの正体:尿石と黒カビの結合体
- 効果的な洗剤:酸性洗剤(オススメはリンレイの酸性トイレクリーナー)
- 防止策:普段からのこまめなお掃除の実施
頑固な汚れになる前に…
ぜひトイレ掃除を!
もしも…
忙しくてお掃除ができない!
自分の力だけではキレイに出来ない!
トイレ全体をキレイにしたい!
そんな時は、1度お掃除のプロにご相談を!
汚い状態をキレイにするより、プロに一度キレイにしてもらった後、キレイな状態をキレイに保つ方が個人的にも負担は少ないですよ。
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