2人のヒロシが見せるオヤジの姿。
その姿にきっと涙すること120%。
2人の父親が見せるその姿と愛情に、大人になった今だからこそ尊敬と涙を誘います。
- 大人が感動するアニメを見たい!
- 家族について考えたい!
- 最近泣いてない!
- 新しい気付きをえたい!
姿の違う2人のヒロシが見せる
『家族愛』
父親として感じる『愛』
子供として感じる『愛』
姿は違っても『愛』は変わらない。
ロボとーちゃんの詳細

テーマは『家族愛』
一家の大黒柱である親父の愛がたくさん詰まった作品です。
- 公開日 2014年4月19日
- 上映時間 97分
- 制作国 日本
あらすじ〆

“ぎっくり腰”をやらかしたヒロシ。
家にいても居場所がなく、しんのすけと一緒に公園へ。
その公園にはヒロシと同じように、家に居場所がない父親たちが、陰気な気を流しながらたまっていた。
その公園の帰り道、ヒロシはいかにも怪しいエステに勧誘される。そして施術中、深い眠りへとついてしまう…。
眠りから覚め、自宅に戻ったヒロシはなんとロボットになっていることに気づく。
必死に自分がヒロシだと訴えるヒロシ。
しかし、みさえ達には不審がられ、受け入れてもらえず…。
そんなヒロシはロボットのまま、犬小屋を直したり、草刈りをしたり、TVのアンテナを直したり、料理をしたり…家族のために頑張り、自分を認めてもらおうとした。
そんな中、しんのすけ達は遠足で『ドデカシティ』の建設現場へ社会科見学へ行く。
そこでひょんなことにより、ビルのクレーンに吊るされた鉄骨から落下するしんのすけ達。
そんなピンチのしんのすけ達を、跡を着けてきていたヒロシが助ける。
これを機に、みさえはロボットであるヒロシをヒロシだと認め、家族として過ごすことに。
ある日、しんのすけからプレゼントされた【ひげ】をつけたヒロシは、突然豹変し、陰気な気を流していた街の父親たちを従え、反逆しだした。
しんのすけに無理やり【ひげ】を取られたヒロシは壊れてしまい、そのまま廃棄所へと運ばれてしまう。
しんのすけは壊れたヒロシを助けようと乗り込んだ廃棄所で、人間のヒロシと再会する。
そう…ロボットのヒロシは人間のヒロシの記憶をコピーされたロボットだったのだ。
ロボットのヒロシ…
人間のヒロシ…
本物であろうと…
偽物であろうと…
2人の【家族愛】は本物で、2人は家族を守るための組織と戦います。
そして、物語は終盤に感動が待っていました。
【姿は違っても、記憶はそのまま…
自分のアイデンティティーに誇りを】
2人の親父の姿
ー物語のクライマックスー
2人のヒロシの涙のシーン
瓦礫の中、壊れかけたロボットのヒロシは人間のヒロシに腕相撲を挑みます。
ロボットの姿でも記憶はヒロシ…
記憶媒体をコピーされただけのただのロボット。
しかし、ヒロシの記憶であるがために、自分がヒロシであるといいうアイデンティティーを持っている。
【心】と【愛】は本物と何も変わらないー
だからこそ、ケジメをつけたるために人間のヒロシに腕ずもうを挑む姿が切なく何より涙です。
『どうだ、しんのすけ。強いだろう、お前のとーちゃんは。』
『すまないな、しんのすけ。俺はお前のとーちゃんじゃなかったみいだわ!』
人間のヒロシにわざと負けて、しんのすけの父親がどちらであるかを自分に言い聞かせるこのセリフが涙腺を爆発させます。
そして、自分の父親が壊れる(死ぬ)という悲しい思いをさせないために、ロボットのヒロシは自分がとーちゃんではないとしんのすけに言い聞かせます。
最後の最後まで自分の子供を思う“父親の姿”がそこにはありました。
家族を思う気持ちは同じなのに、その気持ちを押し殺さなくてはならない父親の姿ー
きっと、家族を思うからこその【ロボットヒロシ】の愛のかたちだったのではないでしょう。
見どころ
ロボとーちゃんには見どころもたくさんあります。
- ロボとーちゃんと家族の団らん
- ロボとーちゃんのバトルシーン
- ロボとーちゃんの寂しげなシーン
- しんのすけの根性
この作品は見ている人の感情を揺さぶるシーンが特に多く、感情移入してしまう場面が散りばめられています。
心に刺さる名言たち
この作品にはふと心に刺さる名言が随所にあります。
『ぼんやり登っちゃてると、大人になったとき大変なんだよ!』
※エスカレーターで上まで登っている最中に、『意外に楽チンなんだね、大人への階段』というしんのすけの言葉に対して、返した風間くんのセリフ。
『お前の叫び、集積回路の奥の奥まで響いたぞ!』
※敵に操られたロボットのヒロシがしんのすけの叫びに蘇ったセリフ。
『ばかやろー!押し付けることがしつけじゃねー!自分からやらなくちゃ意味がない!!』
※敵に大嫌いなピーマンを無理やり食べさせられるしんのすけの姿を見て、人間のヒロシが告げたセリフ。ヒロシの教育論が詰まった愛のある言葉。
『ありがとう、しんのすけを…みんなを助けてくれて!ロボットでもいい!あなたは立派な父親よ!』
※ドデカシティで危険を犯してまでしんのすや子供たちを助けたロボットのヒロシに対するみさえのセリフ。
まとめ
姿や形は変わっても、変わらないものはある
父親だからこそ、家族は誰よりも‥何よりも守りたいもの。
子供のころは、ただ感動するだけの作品でしたが…大人になって見返すと、『父親』の偉大さやカッコよさに気づくことが出来ました。
『守りたいもの』を必死に守る姿ー
それは現代社会においても一緒です。
汗水たらして必死に家族ために働く父親のその姿…
大人になった今だからこそわかるその『偉大さ』と『背中の大きさ』に感謝しかありません。




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