近年需要が増え続けている軽貨物ドライバーという職種。
朝から晩まで軽バンで荷物運ぶ大変なお仕事なだけに、カートラブルは常に付きまといます。
『夜間の配達中にエンジンがかからなくなった!!』
『車が動かなくて、不安だらけ!!』
『タイヤがパンクして身動きが出来ない!!』
など、軽貨物ドライバーにとっては車のトラブルは避けられないもの。
仲間と配達しているのならともかく、軽貨物ドライバーの多くがひとりで配達しています。
そのため、いざという時に“頼る存在”がいないのも事実です。
しかし、JAF(日本自動車連盟)の存在が、特に軽貨物のドライバーにとっては頼りになる存在です。
軽貨物は商用利用が多く、故障やトラブルが発生した際には即座の対応が求められます。
JAFはその重要性に着目し、軽貨物ドライバーに向けた専用のサポートを提供しています。
実際に利用したからこそのJAFの“存在”を、軽貨物トラブル事例やJAFの効果的な対応も含め、お話します。
JAFとは?
JAFとは…
JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)は、「Japan Automobile Federation」の略称で、日本の自動車ユーザーを支援するための団体です。
正式名称は「一般社団法人 日本自動車連盟」であり、クルマのトラブルや事故に対応するロードサービスを提供しています。
JAFの会員は、自動車やバイクに関するさまざまなトラブルに対して、制限なく無料で救援サービスを利用できます
サービス内容には…
- バッテリー上がり
- パンク
- キー閉じこみ
- 燃料切れ
- 事故や故障でのけん引・搬送
などが含まれています。
JAFは自動車の安全促進やモータースポーツの支援など、幅広い活動を展開しています。会員は、JAFが提供する安心・安全なカーライフを享受することができます。
スムーズな運行をサポートしています。
軽貨物ドライバーにとってJAFの必要性
軽貨物ドライバーは一日中車を走らせてるために、カートラブルの頻度は高くなりがちです。
下記はその一部事例です。
軽貨物ドライバーによるカートラブル事例
事例:配達中にタイヤが突然パンクした。
対処法:ロードサービスを活用して、現場でのタイヤ交換またはレッカー移動を行う。
事例:長時間のエンジン停止後、バッテリーが上がってしまった。
対処法:ロードサービスを呼び出して、ジャンプスタートやバッテリーの補充を行う。
事例:荷物の積み降ろし中にキーを車内に閉じ込めてしまった。
対処法:ロードサービスを利用して、鍵開けサービスを受ける。
事例:長距離ドライブ中に燃料切れになった。
対処法:近くのガソリンスタンドで燃料を補給し、再出発する。
軽貨物におけるカートラブルの困る理由
軽貨物ドライバーにとっては、カートラブルに直面することは大きな痛手となります。
配達中にカートラブルが起こり、車が動かなくなってしまうと、委託先などに多大な迷惑をかけることになります。
ましてや、夜間など人手がいない時ほど、周りの助けが得られず自力でどうにかするしかありません。
配達業はお客様あってのお仕事なので、カートラブルにより時間指定が間に合わない!ましてや、その日のうちにお届けできないなど…十分に起こりえます。
最悪の場合、委託先から契約を打ち切られるまたは損害賠償を求められる可能すらあります。
業務中にカートラブルが発生すると、車がなく、自宅まで帰れない恐れがあります。
特に夜間などは整備工場などもやっていないため、エンジンのかからない車内で一夜を過ごすことになりかねません。
軽貨物の場合、配達中は建物に横付けしたり、道路に路駐することが良くあります。そのため、その状況下でカートラブルが起こると、住民さんたちに多大な迷惑をかけてしまいます。
これらの事例は、軽貨物ドライバーが日常的に直面するカートラブルであり、ロードサービスの迅速な助けが必要になります。
JAFなら迅速対応
JAF(日本自動車連盟)は、軽貨物車両に対する専門的なサポートも提供しています。
対象車種とサービス範囲
JAFの軽貨物サポートは、個人会員・家族会員に対して提供されています。対象は軽貨物車両だけでなく、レンタカー、社用車、バイクも対象となります。
※JAFは車と契約するものではなく、人と契約するサービスです。そのため、乗る人自身がJAFと契約していれば、どの車でもサービスを受けられます。
救援事例と対応ケース
救援要請の多いケースには、鍵の閉じ込み、タイヤのパンク、バッテリー上がりなどが挙げられます。
また、特に軽貨物車両においては、配送中の事故やトラブルが発生しやすいため、これらにも迅速に対応しています。
配車管理の効率性
年間219万件以上の救援要請に対応するため、JAFは効率的な配車管理を実施しています。
非常時の対応
大規模災害や豪雪地域など、異常な状況下での軽貨物車両への救援要請が増加した場合には、「JAFロードサービス特別支援隊」を派遣して迅速な対応を行います。
JAFの軽貨物サポートは、軽貨物車両に関する様々なトラブルに迅速・専門的に対応し、会員に安心と安全を提供しています。
JAFのメリットとデメリット
JAFにもメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
ロードサービスがほとんど無料 保険適用外のカートラブル対応 入会金が最大2000円割引 アプリで簡単手配 | 入会金&年会費がかかる 特殊車両は対象外 法的な制限がある場合は対応困難 |
JAF会員なら、車のトラブル時に提供されるロードサービスがほとんど無料で利用できます。なので、突然のカートラブルによる出費も避けられます。
加入している車両保険などでもロードサービスは無償で受けられるところもありますが、そのサービスには回数制限や対応していないサービスもあります。
しかし、JAFなら保険に適用されないトラブルにも対応し、緊急時の安心感を提供します。
JAFの入会時に割引が適用され、初期費用を軽減できます。
アプリで簡単にJAFを呼べ、位置情報から居場所までを把握してくれるため、とても使いやすく対応もかなり早いです。
これらのメリットとデメリットを考慮して、JAFの利用を検討することが重要です。
対応サービス一覧 | 会員 | 非会員 |
---|---|---|
バッテリー上がり | 無料 | 13,130円 |
パンク対応 | 無料 | 15,230円 |
燃料切れ | 無料(燃料代は別) | 16,770円 |
キー閉じ込め | 無料 | 15,230円 |
故障車けん引 | 無料(15㎞以降は別途費用) | 13,130円~距離代 |
タイヤ落輪 | 無料(タイヤ1輪) | 14,280円 |
雪道などのスタック | 無料 | 13,130円 |
異音・異臭の点検 | 無料 | 10,280円 |
JAFアプリの使い方
実際にJAFは非常に便利で使いやすいのが最大の魅力です。
会員登録(年間5,500円)でほぼ無料でサービスが受けられ、それもアプリで依頼が簡単にできます。
JAFアプリ使い方ガイド
事前にダウンロードしたJAFアプリを開く!
アプリ内のJAFを呼ぶボタンを押す!
アプリ内に表示された指示に従い、【安全を確認し次へ】をクリックする。
必要項目の欄に記入し、カートラブルの発生した車両を選ぶ!
必要項目入力後、画面右上の【電話】ボタンクリック!
JAFの窓口へと繋がり、位置情報の確認と現場への到着時間が伝えられます。
- アプリ使用時には必ずスマホの位置情報をONにする必要あります。
- 現場によりますが…おおよそ30分程度で救援が到着します。
- レッカーが必要な場合は、救援後に依頼が発生し、20分程度で到着します。
- 時間はあくまで目安です。
まとめ
自動車トラブルは運転者にとって不測の事態であり、その対処は不可欠です。日本自動車連盟(JAF)は、このような状況において重要なサポートを提供しています。
特に、軽貨物車両は物流や配送において欠かせない存在であり、そのトラブルへの対応が一層重要視されています。
JAFは会員向けに幅広いロードサービスを提供しており、マイカーだけでなく、軽貨物車両やバイクにも対応しています。
バッテリー上がりやパンク、燃料切れ、キー閉じこみ、事故や故障にいたるまで、様々なトラブルに迅速で専門的なサポートを提供します。
また、軽貨物車両は物流業界において重要な役割を果たしており、その運行中のトラブルは迅速な対応が求められます。
JAFはこれらの課題に対応するため、会員の安全と車両のスムーズな運行をサポートしています。
JAF会員なら安心&充実のロードサービスが日本全国24時間、365日無料!
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