ジメジメした梅雨の時期になると…
ジワジワと繁殖し始めるカビたち。
ご家庭でいちばんカビの被害を被るのは…
【お風呂】ではないでしょうか?
梅雨の時期でもなくとも、普段から湿度の高いお風呂。
ほんのちょっとお掃除をサボるだけで、すぐにカビが生えてしまいます。
カビは毎日お掃除をしていたとしても、生えてしまうすごく厄介な汚れです。




- お風呂のカビが異常に落ちにくいのはなぜ?
- カビの撃退方法を知りたい!
- 何か良いカビ対策は?
カビは放置しておくと、どんどん繁殖し、すぐに手遅れになってしまいます。除去してもシミとなって残ってしまいます。
最悪の場合、お掃除では改善できず、元のキレイな状態に戻すことも不可能です。
ただし、早めのカビの除去と、毎日のお掃除と防止策でカビ対策が出来るのが救いです。
掃除歴10年の元プロのお掃除屋さんの私が、カビを抑制するための方法とお掃除術をご説明しますね。



カビという名の魔物
カビはいつでも、どこにでも発生する強敵です。
ちょっと油断しただけで…あんなとこやこんなとこにまで…。
それでも、カビの生える原因や対処法を心得て、カビに負けずにキレイな環境を維持しましょう。
カビの生える原因
原因を知ることで、答えが導き出せるのがお掃除の基本ですね。



カビの生える3つの条件〆
湿度 | 80%を超えると、カビたちは盛大に繁殖します。80%以下でも場合によっては生えます。 |
---|---|
温度 | 通常のカビは0~40℃の間で繁殖します。特にカビは人間が快適と思う温度を好み、20~30℃は最もカビの好きな温度です。 |
栄養源 | 埃や汚れがカビの栄養源になります。髪の毛や食べカスまで、何でも栄養源にしてしまいます。 |



[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]カビの生える3つの要素を抑えることで、カビの発生を防ぐのが答えです。
今は住宅環境なども変わり…
年中無休でカビは営業しています。



お風呂のカビ掃除
カビが生えてしまったら、早く取らないとどんどん広がっていきます。
★準備するモノ★
★お掃除方法★
①最初にお風呂全体に水をかけ、水養生をする。
➥水養生をすることで、かけた洗剤の垂れあとによる壁などの変色を防ぎます。
②カビキラーまたはカビハイターをカビ部分にかけて浸透させる。
直接カビにカビキラーをかけるより、雑巾やスポンジなどに染み込ませて、壁に塗るほうがより浸透しやすく効果的です。
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]吹きかけるより、塗ることで洗剤の垂れを防ぎます。
③10分~15分ほど放置したあと、スポンジやブラシでこすりながら、水で洗い流す。



落ちないカビの原因
カビの除去をするに当たって、お風呂には一つ難点があります。
長年使用するとお風呂に出来たカビの上に水垢ができ、カビ自体が水垢でコーティングされてしまう
という、現象が起こるのがお風呂ならではの難点です。
こうなると、カビキラーが浸透せず、全く役に立たずカビは落とせません。






水垢の除去から、カビの除去へ
まずは水垢を取り除くことから始めます。
- 水垢は酸性洗剤に反応し、水垢をより落としやすくしてくれます。
- 汚れにはアルカリ性や塩素系の洗剤が効果的ですが、水垢には酸性のみが有効です。
カビの上に出来てしまった水垢のコーティングを、酸性洗剤を使用して落とせば、あとはカビキラーでカビを除去すればいいんです。
オススメ酸性洗剤
➥酸性トイレクリーナー
オススメ水垢落としアイテム
➥スコッチブライト
➥水垢スクレーパー
酸性洗剤と塩素洗剤は絶対に混ぜないように!どちらかを必ず洗い流してから使用してください。
カビを生やさないための方法
お風呂のカビの防止策は…
上記でもあげたカビの生える3つの原因を取り除くことです。
カビの防止策
湿度 | 湿度の原因となる、水分を取り除き、常に換気を行って湿度を下げることです。動きのない空気の中に湿度はたまる特性を持っています。常に“空気を動かすこと”を意識しましょう。 |
---|---|
温度 | 温度に関しては、お風呂内では20℃~30℃を控えるようにしましょう。下記で方法を説明しています。 |
栄養源 | カビは人の垢や髪の毛を好むので、それらが溜まりやすいお風呂はカビにとってはうってつけです。毎日のお掃除を心がければ問題なしです。 |
★お風呂がりのカビ対応策★
①お風呂を使用した後は、50℃以上のお湯をシャワーでお風呂場全体にかける。
➥通常、カビは熱湯にさらされると死滅します。
②熱湯をかけたあと、すぐに冷たい水をお風呂場全体にかけて一気に温度を下げる。
➥こうすることによって、いちばんカビの好む20℃~30℃を防ぎます。
③最後に浴室内の水分を換気扇やお掃除グッズを利用して、十分に取り除く。
➥水分が残っていると、カビの繁殖につながるので注意!



換気扇にカビの胞子がついていると、換気扇を回すことによって胞子が全体に広がります。余計にカビを生やすもとになるので、お風呂掃除のついでに換気扇も程よくお掃除しましょう。



オススメ水切りアイテム①
➥水切りワイパー
オススメ水切りアイテム②
➥吸水ワイパー
まとめ
お風呂のカビ汚れ。
なかなか厄介な強者も、早めの対応で簡単に処理できます。
お風呂の落ちないカビには…
- まずは酸性洗剤で水垢落とす。
- 次にカビをカビハイターで撃退。
カビが水垢でコーティングされていると、カビキラーは反応しません。
お風呂ならではの悩みです。
カビの防止策は…
- 汚れの除去・掃除
- つねに“空気を動かす”換気
- 熱湯でカビを死滅
お風呂掃除に置いて、換気扇も程よくお掃除しましょう。
換気扇がカビの胞子を広げるもとになります。
自分たちの身体をキレイにする場所を、ずっとキレイな状態で維持して生きたいですね。
キレイなお風呂で、ゆっくりとリラックスするのが、人間のいちばんの幸せかもしれません。
自分の力では“どうにもできない”そんな時こそ、プロにお任せ!
一度お掃除のプロに依頼して、キレイにしてもらったあとに、ご自身でキレイを維持していくのが現代のやり方です。
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➥アールクリーニング
お風呂掃除に関しては…
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